以前に行った西ヨーロッパ周遊旅行を備忘録として書いています。
次はフィレンツェからヴェネツィアまで。
今回も高速鉄道「Trenitalia/トレニタリア」で、約2時間30分を快適に移動しました。
ヴェネツィア(Venice)ってどんなところ?
イタリア北東部のベネト州の州都です。アドリア海のラグーナ(干潟)に築かれた、100以上の小さな島々からなり、多くの橋でつながっています。運河沿いにはルネッサンス様式やゴシック様式など、数々の歴史的・芸術的な建築物が立ち並んでいます。
ヴェネツィアは車が走れる道路がないので、水上バスや水上タクシーを使う手段があります。小さな島なので徒歩で散歩しながら観光することもできます。道が迷路のようになっているので、時々道に迷ってしまうことがありましたが、ちいさな島なのですぐ抜け出せました。
通りの道はどこも観光客の人達でいっぱいでした。
こんな風なかわいいお店ががたくさんありました。
かわいいガラス細工のお店など、おちゃめな雑貨もたくさんありました。
カナルグランデ大運河(Canal Grande)
上空から見ると、大きく逆S字に流れるのがカナルグランデ大運河です。ここには水上バスやゴンドラが走っていて、水辺から絶景を楽しむことができます。
この運河に架かるリアルト橋は「白い巨象」と呼ばれ、ヴェネツィアで最も歴史が深く象徴的な橋です。お土産屋さんなどのお店も出ていて、橋から見る景色もステキです。
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)
ヴェネツィアの中心でもあり、サン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿の他にも、コッレール博物館や時計塔などの建築があります。
前に見えるのはサン・マルコ寺院です。
鐘楼(Campanile di San Marco)
サン・マルコ寺院の前にある鐘楼で、上登とヴェネツィアの美しい街並みを一望できます。階段で登ってもいいですが、エレベーターで一気にのぼる事もできます。
ため息の橋(Ponte dei Sospiri)
16世紀に架けられた橋で、夕方にため息の橋の下でキスをした恋人は、永遠に結ばれると言われているロマンチックなスポットとして知られています。
そんなストーリーとは異なって、実は、この橋は尋問室と牢獄をつなぐ橋で、囚人が投獄される前に見るヴェネツィアの最後の景色だったという嘆きため息をついたとしてそう呼ばれているらしいです。
結局ここではキスしても、永遠に結ばれるとは限らないってことなのですかね?
ゴンドラ
ボーダー服を着たゴンドリエーレというプロの船漕ぎが案内してくれます。行った時期は3月だったのですがまだ寒かったので、ボーダーシャツ上にブルゾンを着ていました。
サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂 (Basilica dei Santi Giovanni e Paolo)
ドミニコ会のゴシック様式の聖堂です。横断アーチとその対角線のアーチを中央で組み合わせた天井様式リブ・ヴォールトが特長で、中も広くて内装が素晴らしかったですが、特に壁の装飾がかわいくて好きでした。
ひとこと
わたしが行った当時のヴェネツィアは、ローマ同様どこも観光客でいっぱいでした。
街はかわいい建物が多いという印象でした。ヴェネツィアングラスで有名なだけあって、ガラス細工はグラスだけでなく置物や雑貨など、欲しくなるようなものがたくさんありました。他にもレース細工やカーニバル用の仮装のゴージャスな仮面がお店にたくさん並んでいて、ずっとみていても飽きませんでした。
つぎはミラノへ
つづく
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