梅雨の時期となりました。毎年この時期に梅酒をつくって、オリジナルの味を楽しんでいます。市販の梅酒もおいしいですが、簡単なので自分好みの梅酒をつくってみませんか。わたしは黒糖が好きなので、氷砂糖を使わないつくり方をご紹介します。
梅の栄養効果
「梅」にはクエン酸が多く含まれていて、疲労回復効果・血流改善効果・食中毒予防の他に、女性にうれしい新陳代謝を促すなどの効果があるといわれています。梅ってとても万能な果実なのですね。
※効果を保証するものではありません
青梅の注意点
青梅には「アミグダリン」という成分が含まれていて、体内にある酵素と反応すると、「青酸(シアン)」を発生させて中毒症状を起こす事があるらしいので、誤って生のままでは食べないように注意しましょう。実が熟したものや、お酒や砂糖などで漬けて加工すれば、飲み頃の時までに徐々に無毒化されてゆくので大丈夫です。
準備するもの
青梅 1kg
熟梅や冷凍した梅でもつくれます。
ホワイトリカーまたは焼酎などお好みのお酒 1.8L
自家製のお酒をつくる場合、酒税法の違反にならない、アルコール度数20℃以上のお酒を使いましょう。
梅酒を入れる瓶
ふたがしっかり閉まり密閉性の高いものを使いましょう。
黒糖 800g~1kg
去年は角切りの黒糖を使いましたが、今年は粉末の砂糖を使いました。お好みで量を調節してください。甘さ控えめがお好みなら800gがおすすめです。
※黒糖は白砂糖よりも甘さ控えめです。
下準備
梅を漬ける前に次の工程をやっておきましょう。
瓶の殺菌消毒
瓶に熱湯を入れて殺菌消毒しておきます。ふたもしておきましょう。
※ガラスはいきなり熱湯を入れると割れることもあるので、最初はぬるま湯で瓶を温めてから熱湯を入れましょう。やけどには十分注意してください。
梅のアク抜き
青梅全体が水に浸かるボールに1時間ほど浸してアクを除き、梅についた汚れを浮かせて取りやすくします。この画像は全部浸かってませんが、、、。
※完熟梅や冷凍の梅でつくる場合、水につけると痛むのであく抜きの必要ありません。
つくり方
①浸してアクを除いた青梅をていねいに水洗いし、ザルにあけて水気を切ります。清潔なふきんやキッチンペーパーで、水気をしっかり拭きとります。
②竹串や爪楊枝などでへたを取ります。へたを取らないとえぐみがでることがあるので、おいしい梅酒をつくるためにしっかり取っておきましょう。
③保存瓶に梅を先に入れてからその後に砂糖を入れます。ホワイトリカーまたはお好みのお酒を注ぎます。(黒糖を使ったのですでに茶色です)
④しっかりとふたをして涼しい冷暗所に保存しましょう。
保存期間
3ケ月以上は寝かせましょう。それ以降はお好みの時期で飲むといいですが、半年以上経ってくると味もまろやかになって、さらにおいしくなります。さらにじっくりと年熟成させると、深みのあるおいしい梅酒になります。わたしはいつも、半年以上経ってから飲んでいます。
おわりに
こんな感じで梅酒は簡単につくれます。お酒の種類や砂糖の量などはお好みでアレンジして、あなたのオリジナルの梅酒を楽しんでみてください!
でもおいしくて飲みすぎには注意してくださいね。
読んでいただきましてありがとうございました。
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