ベルギー トラピストビール シメイ(CHIMAY)3種飲み比べ

以前、シメイレッドのビールを買った時に付いていたグラスが割れてしまったので、「シメイ トライアルセット」という、シメイ3種+グラス付きというセットを買って飲み比べてみました。

Trappist beers
目次

シメイ(CHIMAY)ビールとは

1862年よりベルギー王国、スクールモン修道院で造られるトラピストビールの一つ。院内にある井戸から汲みだされる天然水と大麦麦芽、酵母、ホップ等で醸造された後、瓶内二次発酵される自然熟成ビールです。

トラピストビールとは

トラピスト修道院の醸造所で造られる上面発酵のビールです。トラピスト会修道士協会によって、基準に沿って製造されているビールだけが、称号を名乗ることができ、トラピストのロゴが入ったラベルと名称の使用が認められています。ベルギーには6ヶ所、他にはオランダなど5ヶ所あるそうです。

Trappist logo

それ以外の、民間の醸造所が修道院伝統の手法を用いて造ったビールは、「アビイビール」と呼ばれているそうです。

味の特長

  • 瓶内二次発酵される自然熟成
  • アルコール度数が高め
  • フルーツや花など香りのフレーバー

おいしい飲み方

せっかくおいしく飲みたいですよね?この飲み方を試してみてください。

ゴブレットや聖杯型のグラスで飲む

飲み口が広く平になっているので、アルコール度数の高いビールを、ゆっくり味わいなから芳醇な香りを楽しめるから。

冷やし過ぎない

冷やし過ぎると、せっかくの香りが感じられなくなってしまうから。

3種の味わいの特長

 シメイ レッド (BROWN ALE)

CHIMAY red

スクールモン修道院で最初に醸造されたビールです。芳醇なフローラルな香りと、カラメルのような香ばしさもほんのり感じられます。苦味や甘味さのバランスがちょうどいい感じです。

賞味適温:10~12℃

アルコール分:7%

内容量:330ml

原材料名:麦芽、ホップ、スターチ、糖類、オレンジピール

シメイ ホワイト(TRIPLE ALE)

CHIMAY triple

ホップと酵母が混ざり合うまろやかなアロマに、ホップ由来のマスカットやレーズンのような香りと苦さも感じるドライな口当たりです。

賞味適温6~8℃

アルコール分:8%

内容量:330ml

原材料名:麦芽、ホップ、スターチ、糖類、オレンジピール

シメイ ブルー

CHIMAY blue

1948年クリスマスビールとして登場。現在は通年で生産されています。新鮮な酵母の香りに柑橘系の香りが加わり、カラメルのような香ばしさと甘味も感じられます。ラベルにはビンテージ(製造年)が入っています。熟成保存できるので、長期熟成させて味の変化を楽しむことができます。

賞味適温:10~12℃

アルコール分:9%

内容量:330ml

原材料名:麦芽、ホップ、スターチ、糖類、オレンジピール


さいごに

これらのビールは、よく冷やしてごくごく飲む感覚ではなく、ワインのように果実などのアロマの香りを、ゆっくりと楽しみながらがら飲むのがおすすめの飲み方です。

3種ビールそれぞれの個性があって美味しかったですが、飲みやすさでいえばレッド、アロマの香りと苦みを求めるならホワイト、カラメルの香ばしさと強めのお酒が好きならブルーをおすすめします。ブルーは長期熟成させて、味がどう変化するのか試してみたいと思いました。

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この記事を書いた人

宮古島のきれいな海や自然に癒されながら、自分時間をのんびりしたり、新たな発見を見つけたりして、日々の生活を楽しんでいます。好きなことや趣味のほかに、やってみて良かったことなど、気の向くまま書いているブログです。みなさまにお役に立てる情報をお届けできればと思います。

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