炊飯器の安定したおいしいごはんもいいですが
土鍋ならつやつやでふっくらとした
さらにおいしいごはんができます。
土鍋って面倒だと思っていませんか?
実は炊飯器より早く炊けるし
慣れてしまえば意外と簡単ですよー。
炊飯器も使っていますが
少量でいい時は、土鍋でごはんを炊いています。
わたしは萬古焼の土鍋を使っているので
その炊き方についてご紹介します。
萬古焼(ばんこやき)って何?
三重県四日市・菰野町で創られた陶器のことをいいます。萬古焼の中で土鍋が最も知られていて、国内シェアの8割を占めているそうです。こちらはわたしが使っている土鍋です。
萬古焼の特徴
萬古焼土鍋の大きな特徴はその陶土にあります。耐熱性に特に優れガスレンジや炭火などの空焚きや直火に対しても、高度の耐久性を発揮します。それは陶土原料に含まれるリチウム鉱石の働きによるもので、この鉱石が陶土中に40~50%含有されているために直火にかけたり空焚きに対しても十二分に耐える商品が開発できるのです。
出典:萬古陶磁器卸商業協同組合
ごはんの炊き方(2合炊きの場合)
①ボウルに2合のお米を研いで、400ccの水に20~30分つけておきます。
※土鍋が水分を吸いやすいので、土鍋で浸水させてしまうと、火にかけた時にひびが入ったり割れてしまう場合があるかもしれないので、ボウルのまま浸水しましょう。
※わたしの使っている土鍋には、水量の目安線が内側についています。
②中強火にかけて10分ほど炊き、湯気が勢いよく沸騰したらとろ火にして3分炊いたら、火を止めます。
※底が濡れたまま火にかけないようにしてください。
※1分~2分ほど炊く時間を延ばすと香ばしいおこげができます。
※勢いよく沸騰してふきこぼれそうだったら、ふたを開けても大丈夫です。
③火を止めてそのまま20分ほど蒸らします。
※この時、ふたを開けないようにしてください。
④ふたを開けてしゃもじでごはんを切るようにまぜ、余分な水蒸気を飛ばします。つやつやふっくらごはんの出来上がりです。
1合~3合のお水の分量と時間の目安
お米 | 1合(180cc) | 2合(360cc) | 3合(540cc) |
お水 | 200cc | 400cc | 600cc |
炊き時間 | 11分 | 13分 | 15分 |
※お好みの炊き加減に合わせて調整してください。
初めて土鍋を使うときには
土鍋は陶器なので初めて使う場合は、ひびが入ったりにおいや汚れがつくのを防ぐために、土鍋の表面をコーティングする作業の「目止め」を、やっておかないといけないですが、最初にご飯やおかゆを炊くとで「目止め」になります。
さいごに
やはり土鍋のごはんの方が、ふっくらとしておいしく感じます。
他にもお好みの具を入れて、炊き込みごはんを作ってもおいしくできますよ。
わたしは3合まで炊ける土鍋を使っていますが、
3合を炊くと沸騰した時に噴きこぼれてしまうので、
3合を炊くなら5合まで炊ける土鍋をおすすめします。
意外と簡単、しかもおいしいので
これから「土鍋のごはん」やってみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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