スウェーデンの代表的な料理と珍味

スウェーデンの料理と言ってまず思いつくのは

ミートボールと思う人は多いのではないでしょうか?

ミートボールもおいしいですが、

他にもわたしの知らなかった

スウェーデン料理がたくさんありました。

スウェーデンに住んでいる

友たちの家に遊びにいったときに、

代表的なスウェーデン料理をいろいろ教えてもらいました。

今回はわたしが食べたスウェーデン料理についてご紹介します。

目次

ミートボール

まずはやはり、スウェーデンに行ったら必ず食べようと思っていたのは、ミートボールです。グレービーソースと横にあるコケモモジャム(リンゴベリー)などのジャムをつけて食べるのが一般的です。ミートボールはもちろん、隣のマッシュポテトもおいしかったです。

meatball dishes

写真のミートボールは、ストックホルムにある「Salu Hall」というマーケットの中にあるレストランでした。中は新鮮なお肉やお魚、お惣菜やパンなどがずらりと品揃えされていました。

Salu Hall market

ニシンの酢漬け

こちらもスウェーデンでは定番の一つで、ご存じの方も多いかと思います。日本の酢漬けと違って、マヨネーズ味やガーリック味など種類が豊富にあるので、お好みの酢漬けを見つけてみるのもいいですね。ディルのなどのハーブを使っているので、ニシンが苦手な人でも、これなら食べられると思います。

真ん中にある3種のびんがニシンの酢漬けです。「Abba」というメーカーの酢漬けでした。マスタード味・玉ねぎ入り・もう一つ何だったかな?「Abba」って名前、スウェーデンの有名なポップスターと同じですね。

Swedes pickled herring

サーモン料理

スウェーデンだけでなく、北欧では欠かせない魚料理です。調理方法はグリルしたり、熟成させたり、燻製したりとさまざまです。「Gravad lax (グラブラックス)」と呼ばれる、砂糖・塩・白胡椒・ディルでマリネしたサーモンで、スウェーデンでは定番の食べ方もあります。

わたしが食べたのはグリルしたサーモンで、友達のスウェーデン人の旦那さんが作ってくれました。ソースはサワークリームにとディルなどのハーブを加えたソースでした。サワークリームの酸味がサーモンと合っていておいしかったです。

salmon dishes

塩ゆでのえび

ニシン・サーモンの魚介類に並んでエビもスウェーデンでは定番の料理です。殻付きのまま塩ゆでして、レモンを絞ったシンプルな食べ方や、パンの上に野菜や卵、塩茹でした甘えびにマヨネーズを混ぜたオープンサンドが定番の食べ方です。

わたしが食べたのは塩ゆでの甘えびです。殻付きのまま塩ゆでして、レモンを絞って食べるというシンプルな料理です。子持ちえびというのがポイントで、卵の食感と塩加減が絶妙で美味でした。

boiled prawn
Image by shenfei337 from Pixabay

ザリガニ

わたしは食べなかったのですが、日本だとそんなの食べるの?と思われる、同じ甲殻類のザリガニが、マーケットで売っているのをよく見かけました。結構おいしいらしく、スウェーデンでは人気の食材だそうです。

トナカイのお肉料理

スウェーデンだけでなく、北欧ではトナカイや鹿などのお肉料理が、普段の家庭でも食べられています。日本でもジビエ料理でシカ肉を食べる人も増えていますが、一般家庭では珍しいですね。トナカイの肉は日本ではなかなか食べることができないので、いい機会になりました。冷凍されたトナカイのお肉はマーケットで売っているので、家庭でも簡単に料理を作ることができます。

わたしが食べたのは、スウェーデンでも人気の料理、トナカイのシチューを作ってくれました。お肉はラム肉のように、味に少しくせがあるのですが、トナカイのお肉を薄くスライスして、キノコと生クリームで煮込んでいたので、くせがあまり感じられずおいしくいただきました。料理を撮ってなかったので、食べた料理に近いイメージの動画をアップしました。

YouTube : 北欧を楽しむ暮らし 

シュールストレミング(Surströmming)

世界一臭いと言われるニシンの缶詰です。「シュール (sur)」は「酸っぱい」を、「ストレンミング (strömming)」は「バルト海産のニシン」を意味するそうです。

食べるきっかけは

スウェーデン郊外に住んでいる友達の家に遊びいった時に、隣のお家でたまたま食べているところに、おじゃまさせてもらったのです。

友達の娘ちゃんがお隣の息子くん宅に遊びに行っていたので、迎えに行った時の事でした。玄関の前で待っていると異臭するけどなんだろうと思っていたら、ちょうどシュールストレミングを食べているところだったのです。その臭いに驚いていたら、気さくなお隣さんが、よかったら食べてみたらと言ってくれたので、せっかくなので体験させてもらいました。

缶の種類

左の黄色い缶は、内臓もカットされずニシンが丸々入ったホールタイプ、右の青い缶は、内臓をカットした切り身のフィレタイプです。上級者のお父さんはホールタイプをそのままで食べていました。

swedes pickled herring

食べ方

お父さん以外は、こんな風に薄いパンにカットしたニシンと、野菜やサワークリームを一緒にトッピングして食べていました。わたし達もこれをいただかせてもらいました。

surstromming 2

食べた感想は

スウェーデンの人でも食べれない人もいるようなので、万人受けするものではないようです。しかしお隣のお父さんのように、何も付けず1匹そのまま何も食べる通な方もいるので、はまる方にはたまらない味なのでしょう。日本でも購入できるので、珍味が好きな方は一度は試してみてみてはいかかでしょうか。

缶の保管と開ける時の注意

常温だと発酵が進むので冷蔵庫に入れて保管してください。そして開封時は注意が必要です。缶のガスで汁が飛び散る場合を考えて、缶を袋で覆ったり、この下の動画のように水に浸して開けてください。洋服に付いてしまったら、臭いがなかなか取れないそうです。

さいごに

日本もシーフードをよく食べますが、食べ方は全く異なっていました。スウェーデンのシーフード料理は、ハーブのディルをよく使っていましたが、ディルが魚と合うという事を実感しました。和食でいうところの大葉という感じかな?

スウェーデンならではだったのは、トナカイのお肉料理とシュールストレミングは、どちらも印象的でした。特にシュールストレミングの臭いの衝撃は忘れられません!!

日本ではあまり見かけない、クリスピーな薄焼きパンやチーズなど、おいしいものがたくさんありました。

今回ご紹介していないスウェーデン料理は他にもたくさんあるので、今度行く機会があれば他の名物料理も味わってみたいと思います。

この旅行では、スウェーデンならではの料理を教えてもらったり、作ってくれたり、体験させてくれた友達の家族やお隣家族みなさんに感謝です。

みなさんは食べてみたいスウェーデン料理はありましたでしょうか?

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この記事を書いた人

宮古島のきれいな海や自然に癒されながら、自分時間をのんびりしたり、新たな発見を見つけたりして、日々の生活を楽しんでいます。好きなことや趣味のほかに、やってみて良かったことなど、気の向くまま書いているブログです。みなさまにお役に立てる情報をお届けできればと思います。

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